一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

背振山系

基山 ……バアソブ、ヤマジノホトトギス、ヌマトラノオなどの花々を楽しむ……

8月17日(月) 今年(2020年)の2月29日(土)に、 鳥栖市民文化会館で「森麻季ソプラノリサイタル」が開催される筈であった。 それが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、 8月8日(土)に延期になっていたのだが、 一向に収束する気配がないため、 6月…

基山・大興善寺 ……歴史ある山の大展望と、由緒あるお寺の紅葉を楽しむ……

11月21日(木) 今日は、鳥栖方面へ行く用事があったので、 ついでに基山(404.5 m)に登ることにした。 地名は「きやま」であるが、山名は「きざん」である。 基山(きざん)は、 西暦663年の白村江の戦いに敗れた大和朝廷が、 朝鮮半島からの襲撃に備えて…

背振山系 ……バリエーションハイキングでナツエビネやオニコナスビを楽しむ……

「バリエーションハイキング」という言葉を知ったのは、昨年、 『バリエーションハイキング : 一般登山道では得られない山の楽しみ、心の安らぎ : 100コース・266ルート』(松浦隆康著・新ハイキング社) という本を書店で見たときだった。 「一般登山道では…

井原山 ……ホソバナコバイモ、ユリワサビ、コチャルメルソウなどが咲き出した……

1月中旬までは暖冬だと思っていた。 早春の花も咲き出し、 〈今年は早咲きの花が多くなりそうだ……〉 と喜んでいた。 ところが、1月下旬の大雪で、状況は一変した。 咲き出していた春の花は急に引っ込んでしまい、 なかなか春の花の開花情報が聞かれなくなっ…

井原山 ……新たなるニリンソウの大群生地を求めて……

最近のヤスさんは仕事が忙しく、 なかなか休みが思うように取れないようだ。 4月8日(水)も一緒に登山を予定していたのだが、 やむなく中止に。 それでも、 「11日(土)に休みが取れました~」 とメールが入り、 急遽、本日の山歩きが決まった。 行先は、…

井原山 ……雪山だったけど、ホソバナコバイモが咲き始めていたよ……

一昨年(2013年)は、井原山で、3月3日にホソバナコバイモを見た。 昨年(2014年)は、2月23日にホソバナコバイモを見た。 果たして、今年(2015年)は…… 最近、暖かい日が続いている。 市街地には、まったく雪は見られない。 山を見ても、白いものは見られ…

井原山 ……ニリンソウとトウゴクサバノオの群生地で遊ぶ……

今日は天気が好いので、 山でランチしようと思った。 できれば、花に囲まれてランチしたい。 ならば、井原山。 もうそろそろいろんな花が咲き出しているに違いない。 今日は、マイナールートから入り、 山頂は目指さずに、あちこち歩き回り、 井原山に咲く春…

井原山 ……驚きの雪山、仰天のホソバナコバイモ……

昨年は、2月17日に井原山へ行ったが、 山は雪に覆われていて、春の花を見ることはできなかった。 昨年、井原山でホソバナコバイモを見ることのできたのは、3月3日であった。 今年は、2月20日に、里山でアマナとバイカイカリソウを見た。 それに、ここ数日、…

井原山~雷山縦走 ……縦走路のコバノミツバツツジを存分に楽しむ……

井原山のコバノミツバツツジは、 昔はよく見に行っていた。 だが、2007年を最後に、行かなくなっていた。 2006年に、某雑誌の特集で井原山が紹介され、 急激に登山者が増えたからだ。 人の多い山はあまり好きではないので、 〈もういいかな……〉 と思う気持ち…

井原山 ……マイナールートで春の花を楽しんだ後には、旨いピザと珈琲を……

30年来の友人であるヤスさんが、 完全に山にハマってしまった。(笑) 一応、「山の先輩」としていろいろアドバイスしているのだが、 そのひとつに、 「自分のホームグラウンドの山を持つ」 というのがあった。 自分の本拠地ともいうべき山を持っていると、 …

井原山 ……近くの山にも春の妖精(ホソバノコバイモ)が舞い降りてきた……

フクジュソウやセツブンソウは佐賀県に自生しない花なので、 それらspring ephemeral(春の妖精)を見たければ、 遠くの山まで行かなければならない。 だが、同じスプリング・エフェメラルでも、 ホソバナコバイモだったら、近くの山でも見ることができる。 …

井原山 ……ひとりの山、ひとりの渓、ひとりの径……

誰しも、ひとりになりたいと思うときがあるだろう。 ひとりになるのに、山は最適の場所ではないかと思う。 ただし、山選びを間違えさえしなければ……という条件つきだが。 久しぶりに山歩きをしたいと思った。 霧氷やマンサクで有名な山を避ければ、 ひとりの…

二丈渓谷・沢登り ……ナメが連続する美しい渓で、水と遊び戯れる……

暑い日が続いている。 猛烈に暑い日は、 山登りもイイけれど、 やはり水遊びがイチバン。 となれば、沢登り。 “からつ労山”と“佐賀労山”は、 毎年8月の山行は合同沢登りを行っている。 昨年まで所属していた“からつ労山”のTさんに一般参加の申し込みをすると…

井原山・登吾留山 ……オオキツネノカミソリとオニコナスビに逢いたくて……

7月29日(日)。 Hiroさん、Haruさん、信ちゃん、俊ちゃんと、 オニコナスビの花を見に行った。 これは以前、クロカミランや隠居岳のヤマツツジを見に行ったときに、 「オニコナスビの花を見てみたい」 と言った私に、 「オニコナスビの花が咲く時期にご案内…

井原山 ……新村ルートでホソバナコバイモに逢いに行った……

数日前より、いろんな人のブログで、 やっとホソバナコバイモの蕾の写真がアップされるようになった。 今年の冬は寒い日が続いたので、どの花も開花が遅れているようだ。 そろそろ、蕾ではない、パッと開いたホソバナコバイモを見たいものだ。 ホソバナコバ…

猟師岩山・鬼ヶ鼻岩・春の散歩道 ……バイカイカリソウが咲き始めました……

今日も、山友と、或る山域を歩く筈だったのだが…… 雨であえなく中止に…… ガックシ。(笑) 山へ行く準備が完了した早朝に中止の知らせが届いたので、 全天候型アルキニストの私としては、 そのままひとりで山へ行くことに……(爆) 雨の中をひとり歩くのも悪…

鬼ヶ鼻岩~猟師岩山 ……春の花を楽しんだ後に、もうひとつの楽しみが……

数日前、山友の平六さんより、 「今度の日曜日、どこに行きますか? ちょっと春を体験するような山歩きをしたいのですが、案はないですか?」 とのメールが来た。 今年は、春の花が遅れ気味で、どの山もイマイチの印象。 それでも、私の少ない脳みそを使って…

井原山・登吾留山 ……ホソバナコバイモとバイカイカリソウの花園へ……

今年は春の花の開花が大幅に遅れている。 佐世保在住のyanさんから、 「バイカイカリソウの花が見たいです。できれば3月24日(木)に……」 との便りが届いた。 昨年は3月初旬から開花した登吾留山のバイカイカリソウであったが、 今年は、大幅に遅れている。 …

井原山 ……春の妖精たちは、まだ微睡みの中に……

今年はなかなか春がやってこない。 里の花は咲き始めているが、山の花はかなり遅れている。 1月も2月も山から雪が消えることはなく、遠目にも白いままだった。 3月になってやっと少し暖かくなってきた。 山の雪も消えかけている。 昨年は2月下旬から咲き始め…

猟師岩山 ……冬と春の競演を楽しむ(雪・霧氷・マンサク・ウメ・アマナ)……

今年は、冬の寒さが長引き、春の花の開花が遅れている。 昨年は暖冬だったこともあって、2月の下旬くらいから春の花の話題が出ていた。 今年は、やっと、セリバオウレンとマンサクくらい…… (セツブンソウやフクジュソウは他県の山だし……) セリバオウレンに…

九千部山 ……コケイランとサイハイランの花園で存分に遊ぶ……

今日は、花友と、九千部山に登ってきた。 メンバーは、リーフさん、お母ちゃん、ミーちゃん、空さん、yanさん、それに私(タク)の計6名。 リーフさんとミーちゃんが、とっておきの(秘密の)花園に案内して下さるという。 コースは、 グリーンピアなかがわ…

井原山 ……ニリンソウのように、いつまでも仲良く寄り添って……

本来なら、今日は、からつ労山の月例山行の日である。 経ヶ岳から多良岳までマンサク縦走をする筈であった。 今回は、マイクロバスが、私の住む町を通らないので、マイカーで参加するつもりでいた。 ところが、会報に載っていたスケジュールを見て、断念した…

小爪峠~猟師岩山 ……あっ、春の妖精が舞い降りて来た……

一週間ほど前、リーフさんから花観賞登山の招待状が届いた。 参加者は、リーフさん、お母ちゃん、ミーちゃん、yanさん、kazuさんとのこと。 登山実施日は3月18日(木)。 私も参加したいと思ったが、いつもは木曜日に休みを取っているのに、この週だけはある…

井原山 ……ホソバナコバイモに逢いたくて、逢いたくて……

今日の日曜日は、午後から二女とデート。(っていうか、付き添い) よって、午前中に、近くの山にでも……と考えた。 昨年は、3月5日に、井原山でホソバナコバイモを見ている。 今年は、どの花も開花が早いようなので、 「そろそろかな?」 と思っていたら、数…

金山・西山 ……あなた達に出逢えて本当に良かった……

福岡の肉まんさんのお誘いで、山歩きをしてきた。 三瀬峠より金山に登り、金山からブナ林を経て西山へ。 西山から坊主川沿いに下り、千石の郷に至るという魅力的なルートだ。 金山へ至る縦走路は何度か歩いているが、西山へはまだ行ったことがなかった。 期…

井原山・洗谷ルートふたたび ……私の好きなあの場所へもう一度……

いつもは木曜日が私の公休日なのだが、ある事情で今週は水曜日が休みとなった。 日曜日は山岳会の仲間との山行が多いのだが、平日の休みは映画に行ったり読書をしたり里山を単独行したりと、いろんなことをして楽しんでいる。 さて17日は何をしようか? 前々…

井原山・雷山(洗谷ルートから縦走へ) ……水ほとばしる極上のルートを堪能……

夏が近づいてきた。 例年の私ならあまり歓迎しないのだが、今年の私は違う。 夏が待ち遠しい。 なぜなら、所属する山岳会の夏の遠征に参加できそうだからだ。 からつ労山では、毎月行っている月例登山とは別に、毎年夏に特別企画がある。 日本アルプスや北海…

井原山のイチリンソウとニリンソウ、帯隈山のエヒメアヤメとバイカイカリソウ

「井原山にニリンソウが咲いたら案内して欲しい」 nodokaさんとkazuさんから、そう頼まれていた。 2週間前の3月22日に井原山に行った時、ニリンソウが咲き始めていたので、「そろそろですよ」とお知らせした。 すると、 「4月5日(日)にお願いします」 との…

井原山 ……雨の日の山を目一杯遊び尽くせ……

からつ労山の月例山行に2ヶ月続けて参加できなかったテツさん、+3Kさん、アキさんから、3月22日(日)にどこかに登りたいとの要望があった。 いつもは毎月第一日曜日登山で一緒に歩いている仲間なのだが、第三日曜日に実施されている月例山行に参加できなか…

井原山 ……あわてん坊さんの春の妖精(spring ephemeral)を探して……

今日3月5日は、二十四節気のひとつ「啓蟄」(けいちつ)。 「啓」は「ひらく」、 「蟄」は「土中で冬ごもりしている虫」。 大地が暖まり、地中で冬ごもりしていた虫が、地上へ這い出してくるという意味だ。 この時期、草木は芽吹き、「spring ephemeral」(…