一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

真保裕一『灰色の北壁』(講談社)

最初に結論から言ってしまうと―― 「傑作」である! 珠玉の三編が収められている山岳ミステリー集である。 「黒部の羆」「灰色の北壁」「雪の慰霊碑」 どれも原稿用紙に換算すると150枚ほどの作品で、短編というより中編だ。 だが、読み応えは長編に引けをと…

映画『運命を分けたザイル』

どうしても見たい映画だった。 この映画、佐賀では上映していない。 そこで福岡まで行ってきた。 天神にある【KBCシネマ1・2】――小さな映画館だが、良質な作品を上映している。 『運命を分けたザイル』は、世界中で大ベストセラーを記録したノンフィクション…