一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

映画『リバーズ・エッジ』 ……二階堂ふみを丸裸にした行定勲監督の傑作……

1993年に雑誌「CUTiE」で連載されていた岡崎京子の同名漫画を、 行定勲監督が実写映画化したものである。 岡崎京子と言えば、 沢尻エリカ主演の傑作映画『ヘルタースケルター』(2012年)の原作者でもある。 蜷川実花が監督したこの『ヘルタースケルター』を…

舞台『アンチゴーヌ』(北九州芸術劇場) ……蒼井優に魅せられて……

私が購読している新聞には、 「きょうの言葉」というコラムがあって、 毎日、楽しみに読んでいるのだが、 2月25日(日)の言葉には、 格別の共感を抱いた。 「それでは、またね」と言って二度と会わないことの方が圧倒的に多いんだよ。(小池一夫) 突然、友…

映画『サニー/32』 ……『凶悪』の白石和彌が撮った北原里英のアイドル映画……

NGT48でキャプテンを務める北原里英の映画初主演作である。 初主演作に、白石和彌監督作品を選んだのは、北原里英本人だという。 私から言わせると、 「スゴイ!」 としか言いようがない。 白石和彌監督といえば、 『凶悪』(2013年) 『日本で一番悪い奴ら』…

近くの里山 ……(遅ればせながら)バイカイカリソウが咲き始めたよ……

今日は公休日であったが、 何かと忙しい一日で、 寸暇を縫って近くの里山を歩いてきた。 まず向かったのは、セリバオウレンの群生地。 もうたくさん咲いていて、早くもピークを迎えていた。 でも開き始めのものもあって、 もうしばらくは楽しめそう。 近くの…

映画『ミッドナイト・バス』 …竹下昌男監督によって丁寧に丁寧に創られた傑作…

昔、『ジャンプ』(2004年)という映画を見たことがある。 佐藤正午の小説を映画化したもので、 ネプチューンの原田泰造が主演し、 牧瀬里穂や笛木優子などが共演していた。 佐藤正午の友人でもある竹下昌男の監督デビュー作であった。 佐藤正午の『ジャンプ…

天山 ……美しい雪景色と、雄大な展望と、咲き始めたマンサクの花を楽しむ……

久しぶりに天山に登ることにした。 とは言っても、2週間ぶりだけどね。 TV「ボクらの時代」を観て、 7:30頃に車で家を出る。 天川登山口に向かうが、 途中から道はアイスバーンになっていた。 この辺りから歩いて行くことにする。 多分、雪山だろうと思って…

映画『今夜、ロマンス劇場で』……綾瀬はるかが美しく、映画愛に溢れた感動作……

映画監督を夢見る青年・健司(坂口健太郎)が、 密かに想いを寄せるのは、 通い慣れた映画館・ロマンス劇場の映写室で見つけた、 古いモノクロ映画のお姫様・美雪(綾瀬はるか)。 今は誰も見なくなったその映画を、 毎日のように繰り返し見ていた健司の前に…

薬師丸ひろ子コンサート2018(大阪) ……憧れの女優の美しき声を堪能する……

短い人生、 逢いたい人には逢っておいた方がイイ…… ということで、 今年(2018年)から始めた「逢いたい人に逢いに行く」という企画。 第1弾は、E-girlsのパフォーマーであり女優の石井杏奈であった。 で、先日、早くも第2弾を実施した。 逢いに行ったのは、…

海抜0メートルから登る「六甲山」(最高峰) …魚屋道(ととやみち)を歩いて…

関西方面へ行く機会があったら、 六甲山の魚屋道(ととやみち)を歩いてみたいと、かねてより思っていた。 魚屋道とは? 江戸初期から、 灘地方と有馬を結ぶ東六甲最古の山越え交通路で、 当時の絵地図では、 森から山に登り、 蛙岩、山の神、風吹岩、東お多…

映画『祈りの幕が下りる時』 ……『砂の器』へのオマージュを感じさせる佳作……

公開日(2018年1月27日)に見た映画なのだが、 レビューを書くのが遅れてしまった。 映画を見た印象もそれほど悪くなかったのだが、 本作以降に見た映画のレビューを先に書いているうちに、 なんだか書くのが億劫になってしまっていた。 で、出勤前に、ちょ…

映画『羊の木』 ……吉田大八監督が寂れた港町を舞台に描いた文学的ユートピア……

吉田大八監督作品である。 これまで、 『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(2007年) 『クヒオ大佐』(2009年) 『パーマネント野ばら』(2010年) 『桐島、部活やめるってよ』(2012年) 『紙の月』(2014年) 『美しい星』(2017年) など、数は少ないけ…

天山 ……寒波がやってきたら、岸川ルートで、連続する氷瀑を一人楽しむ……

今日から数日、雪マークが並んでいた。 寒波がやってきたら、氷瀑を見たくなる。 だが、三郡山の「難所ヶ滝」や、英彦山の「四王寺の滝」など、 誰もが知っている氷瀑ではつまらない。 自分だけの氷瀑を、独り占めして眺めたいものだ。 実際、風来坊さんやポ…

映画『不能犯』……沢尻エリカの女刑事と松坂桃李のダークヒーローが秀逸な快作……

このブログで何度も言っていることだが、 私は沢尻エリカが好きだ。(コラコラ) 『パッチギ!』を見て一目惚れして以来、 2007年、彼女が主演する映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶で不機嫌そうな振舞いを行い、世間・マスコミなどによりバッシングを浴…