一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

2024-01-01から1年間の記事一覧

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦 …対戦18組目「夜明け」対決…

今年(2024年)もついに大晦日となった。 明日はもう2025年である。 2025年の夜明けが近づいてきている。 ……ということで、 私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦の、 対戦18組目、トリは、「夜明け」対決。(これまでの対戦はコチラから) 紅組(大ト…

砂原浩太朗『冬と瓦礫』 ……悲しみをあらわせなかった方々の杖となれば……

砂原浩太朗という作家は、 私は、『高瀬庄左衛門御留書』などを読んでいたこともあって、 時代小説作家として認識していた。 【砂原浩太朗】 1969年生まれ。兵庫県神戸市出身。早稲田大学第一文学部卒業。2016年「いのちがけ」で第2回決戦!小説大賞を受賞。2…

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦 …対戦17組目「さよなら」対決…

今年(2024年)も残すところあと僅か。 今年に「さよなら」を言う時期に差し掛かっている。 ……ということで、 私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦の、 対戦17組目は、「さよなら」対決。(これまでの対戦はコチラから) 紅組は、倍賞千恵子「さよな…

登り納めはホームマウンテン「天山」で ……思いもよらない雪山に歓喜する……

12月28日(土) 今年(2024年)の忘年登山である。 登り納めはホームマウンテンの「天山」で。 今年91回目の山行。 今年は4日に1回は山歩きをしていたことになる。 まずまずかな? 今朝、下界では雨が降っていた。 天川集落あたりでは霙(みぞれ)になった。…

『60代、不安はあるけど、今が好き』(岸本葉子) ……楽しむための適齢期……

岸本葉子さんは、エッセイストで、 1961年6月26日生まれの63歳。(2024年12月現在) 神奈川県鎌倉市出身。 1984年東京大学教養学部教養学科相関社会科学専攻卒業後、 東邦生命保険相互会社に入社。 就職体験を綴った『クリスタルはきらいよ』を在職中に出版…

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦 …対戦16組目「青い鳥」対決…

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦の、 対戦16組目は、「青い鳥」対決。(これまでの対戦はコチラから) 紅組は、いきものがかり「ブルーバード」。 白組は、ザ・タイガース「青い鳥」。 「ブルーバード」は、 いきものがかり(吉岡聖恵、水野良樹…

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦 ……対戦15組目「傷心」対決……

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦の、 対戦15組目は、「傷心」対決。(これまでの対戦はコチラから) 紅組は、大友裕子「傷心」。 白組は、浜田省吾「傷心」。 今回は、私が過去に心揺さぶられた二つの曲の対決。 どちらの曲も、知らない人が多い…

一人読書会『されどわれらが日々――』(柴田翔) …1960年代の青春群像…

一人読書会の第8回は、柴田翔の『されどわれらが日々――』。1963年に同人誌「象」(7号)に発表されたのち、1964年の「文学界」に転載された、1960年の学生運動を背景とした(原稿用紙にして300枚ほどの)青春小説である。この作品は1964年に文藝春秋社より出…

冷え込んだ朝は天山へ ……プチ氷瀑、氷柱、しぶき氷など、氷の芸術を楽しむ……

12月23日(月) 今朝は冷え込んだ。 これくらい(下界で0℃くらい)冷え込めば、 天山では(いろんな所で)氷が創り出す芸術を見ることができるだろう。 12月19日(木)に降った雪も(コチラを参照)、少しは残っているに違いない。 そう思うと、居ても立って…

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦 ……対戦14組目「駅」対決……

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦の、 対戦14組目は、「駅」対決。(これまでの対戦はコチラから) 紅組は、竹内まりや「駅」。 白組は、スキマスイッチ「奏」。 「駅」は、竹内まりやが作詞・作曲を手掛け、 元々は、中森明菜へ提供した楽曲で、 …

『欧米に寝たきり老人はいない - 自分で決める人生最後の医療』(宮本顕二・礼子)

私が両親の介護をしていたとき、 幾度となく病院や施設を訪問したが、 〈なんと多くの寝たきり老人がいることか……〉 と、驚いたことを憶えている。 TVなどでは、元気そうなスーパー老人ばかりを紹介し、 「人生100年時代」が今そこに来ているかのような演出…

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦 …対戦13組目「のように」対決…

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦の、 対戦13組目は、「のように」対決。(これまでの対戦はコチラから) 紅組は、カルメン・マキ「時には母のない子のように」。 白組は、浜田省吾「悲しみは雪のように」。 カルメン・マキの「時には母のない子の…

初霧氷の「天山」 ……天川集落から歩いて登り、雪と霧氷を存分に楽しむ……

12月19日(木) 寒波襲来ということで、 今日という日を手ぐすねを引いて待っていた。(笑) 御来光は望めないので、明るくなってから家を(車で)出発した。 天川集落まで来ると、積雪が見られるようになり、 ノーマルタイヤなので、道路横の空きスペースに…

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦 ……対戦12組目「別れ」対決……

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦の、 対戦12組目は、「別れ」対決。(これまでの対戦はコチラから) 紅組は、前野曜子(ペドロ&カプリシャス)「別れの朝」。 白組は、加山雄三「別れたあの人」。 「別れの朝」は、 1971年10月25日に発売されたペド…

中山美穂さんの主演映画『東京日和』のラストシーンに登場する厳木駅で……

2024年12月6日、中山美穂さんが亡くなった。(享年54歳) 中山美穂さんの主演映画では、 岩井俊二監督作品『Love Letter』(1995年) 竹中直人監督作品『東京日和』(1997年) という、(彼女の美しさが際立っている)二作が強く印象に残っている。 特に、『…

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦 ……対戦11組目「橋」対決……

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦の、 対戦11組目は、「橋」対決。(これまでの対戦はコチラから) 紅組は、西島三重子「千登勢橋」。 白組は、NSP「面影橋」。 西島三重子についても、今の若い人はほとんど知らないだろう。 知っていてもヒットし…

雪山「天山」 …図書館へ行くつもりであったが、天山山頂が白くなっていたので…

12月14日(土) 朝の9時頃、 図書館へ行くつもりで家の玄関を出て、ふと見上げると、 天山山頂が白くなっていた。 〈えっ、昨夜、天山には雪が降ったの?〉 と、ビックリ。 慌てて家に戻り、山服に着替え、ザックに必要なものを詰め込み、(コラコラ) 車で…

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦 ……対戦10組目「悲しみ」対決……

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦の、 対戦10組目は、「悲しみ」対決。(これまでの対戦はコチラから) 紅組は、アン真理子「悲しみは駈け足でやってくる」。 白組は、ザ・フォーク・クルセダーズ「悲しくてやりきれない」。 アン真理子と言っても…

アケボノソウがまだ咲いていた作礼山 ……“山歩道”で様々な種類の苔を愛でる……

12月13日(金) と、記して、 今日が「13日の金曜日」であることに気が付いた。 「だから何?」 って、自分でも思う。(笑) 今日は、作礼山へ。 山頂は目指さず、“私の山歩道”へ。 倒木が多い、 沢沿いの道。 透き通った沢の水と、 耳朶に心地好い水の音。 …

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦 ……対戦9組目「季節」対決……

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦の、 対戦9組目は、「季節」対決。(これまでの対戦はコチラから) 紅組は、ピンキーとキラーズ「恋の季節」。 白組は、青い三角定規「太陽がくれた季節」。 「恋の季節」(作詞:岩谷時子、作曲:いずみたく)は…

桜山(佐賀県武雄市) ……真っ赤な紅葉の山で、私は爪の先まで赤く染まった……

武雄市に行く用事があったので、 ついでに桜山に登ってきた。 先日(11月25日)桜山に来たときには、 ある程度(紅葉を)楽しむことができたけれど、 紅葉の真っ盛りには程遠かった。(コチラを参照) はたして今日は…… 武雄温泉の楼門の脇から山へ入って行…

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦 ……対戦8組目「銀座」対決……

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦の、 対戦8組目は、「銀座」対決。(これまでの対戦はコチラから) 紅組は、和泉雅子・山内賢「二人の銀座」。 白組は、黒沢明とロス・プリモス「たそがれの銀座」。 「二人の銀座」は、 ザ・ベンチャーズが作曲し…

朝駆け「天山」 ……荘厳なる御来光や、自然が創り出す雪や氷の芸術を楽しむ……

12月9日(月) 今日は午後から用事があったこともあって、天山へ朝駆けした。 朝起きて、空を見ると、曇っていて星が見えなかったので、 〈御来光は無理だろう……〉 と思って、ゆっくり家を出たら、 天川登山口へ着くと、東の空が明るくなり始めていて、 〈も…

映画『雨の中の慾情』……あいみょん激推しの(台湾ロケの)片山慎三監督作品……

本作を見たいと思った理由は、唯ひとつ。 片山慎三監督作品であるから。 片山慎三監督の長編映画デビュー作『岬の兄妹』(2019年3月1日公開)は、 公開時、佐賀での上映館はなく、福岡まで見に行った。 それまで片山慎三監督のことはまったく知らなかったの…

鬼ノ鼻山~聖岳 …サザンカやシマカンギクの花、そして紅葉も楽しめた縦走路…

12月7日(土) 鬼ノ鼻山と聖岳を結ぶ縦走路に、そろそろサザンカの花が咲く頃だと思い、 行ってみることにした。 天ケ瀬ダムより天山を眺める。 いいね~ いつものように“憩いの森”からとりつく。 遊歩道をゆっくり登って行く。 ここは満開のときにはサザン…

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦 …対戦7組目「恋の〇〇」対決…

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦の、 対戦7組目は、「恋の〇〇」対決。(これまでの対戦はコチラから) 紅組は、伊東ゆかり「恋のしずく」。 白組は、安全地帯「恋の予感」。 現在の私が懐かしく思い出し、聴きたいのは、 私が小学校高学年から中…

一人読書会『ロリータ』(ナボコフ) ……「世界文学の最高傑作」のひとつ……

一人読書会の第7回は、ウラジーミル・ナボコフの『ロリータ』。(今回のテキストは新潮文庫の若島正訳)『ロリータ』(Lolita) は、ロシア生まれのアメリカ合衆国の作家、ウラジーミル・ナボコフの小説で、 1940年に渡米したナボコフは、教職のかたわら、こ…

天山燃ゆ ……紅葉の森の中を通る“私の山歩道”で、極上の煌葉を堪能する……

今日も、天山。 山頂は目指さず、 幾つかある“私の山歩道”の中でも、 極上の紅葉を見ることができるコースを歩いてみる。 いきなり、素晴らしい紅葉が目に飛び込んできた。 黄葉、 そして紅葉。 黄葉と紅葉の混合。 紅葉の森を、 彷徨い歩く。 目が痛くなる…

まだ秋が終わらない天山 ……アケボノソウ、リンドウ、ヤマラッキョウの花……

12月3日(火) 今日は朝から霧が出ていた。 昔から言われている有名な諺に「朝霧は晴れ」というものがある。 朝のうち霧が出ていると、昼間は晴れてくるという経験則だ。 〈今日は晴天になるに違いない……〉 そう思い、いそいそと天山に向かったのだった。(…

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦 ……対戦6組目「高原」対決……

私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦の、 対戦6組目は、「高原」対決。(これまでの対戦はコチラから) 紅組は、芹洋子「坊がつる讃歌」。 白組は、舟木一夫「高原のお嬢さん」。 堀辰雄の小説や、立原道造の詩を読んでいた十代の頃から、 私には「高…