一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

映画『オーケストラ!』 ……ラスト12分22秒、身震いするほどの感動が……

ゴールデンウィークが始まった。 が、私の仕事はGWなんかとは無縁。 仕事の毎日。 私の休みはというと、 本日(29日)と、 所属する山岳会のGW特別山行が予定されている5月3日、4日のみ。 (これも申請してやっと取得できた) あとはずっと仕事をしている。 …

船通山 ……出雲伝説の山で、カタクリやサンインシロカネソウの群落に酔う……

船通山(せんつうざん)に行ってきた。 島根県と鳥取県の県境にある標高1142.5mの山である。 この山の名を知ったのは、『Green Walk』誌の2008年春号(26号)においてであった。 「カタクリの大群落が山頂一面を埋め尽くす山」と紹介してあった。 カタクリの…

映画『パンドラの匣』 ……世間から隔絶しているユートピアで存分に遊ぶ……

雨の一日であった。 このところ、休日はずっと山に行っていたので、本日は小休止。 いつものように佐世保に行かなければならなかったし、日頃できない雑用もこなさなければならなかったので、雨の日でもけっこう忙しい。 ――今日は、先日見た映画の話でもしよ…

緩木山~越敷岳 ……アケボノツツジを見ながら稜線をゆっくり歩いた……

からつ労山の4月の月例山行は、大分県の「緩木山~越敷岳」。 祖母山系の西に位置する緩木山(1046m)と越敷岳(1061m)、 その稜線では、アケボノツツジを見ることができる。 アケボノツツジは、九州では主に祖母山系や大崩山系など標高の高い山地に自生し…

登吾留山 ……美しき「森の貴婦人」に、人目を忍んで逢いに行ってきた……

かつて、文学の主役は「貴婦人」であった。 フランス文学を筆頭に、貴婦人を主人公にした文学は数限りなく存在した。 文学の中でも、 現実社会でも、 青年は、年上の美しい貴婦人に胸を焦がし、 跪き、 崇めた。 貴婦人から恋愛の手ほどきを受け、 青年は大…

石割岳・平野岳 ……春の香りを胸一杯に吸い込んだような一日……

(写真提供そよかぜさん/撮影pandaさん) 本来なら今日は、平六さんと2人で、「ある山域」の「ある花」を見に行く筈であった。 ところが、その山域に下調べに行ったある人から「花はまだ咲いていない」との情報が…… そんな時、タイミング好くそよかぜさんか…

五家原岳 ……多良山系の山々や植物に優しく包まれている自分を感じた……

多良山系には今年になってからすでに3度ほど足を踏み入れている。 早朝だと、我が家から車で1時間もかからずに黒木登山口に着く。 だから、自然と、多良山系に行く回数が多くなる。 からつ労山の3月の月例山行は多良山系だったが、諸事情で参加できなかった…

登吾留山 ……花ざかりの森をさまよい歩きながら……

今日は、本来なら、からつ労山のいつもの仲間と、第一日曜日登山をする日である。 だが、行き先が「霧島山系」(高千穂峰)と聞いて、不参加を決めた。 高千穂峰は、ちょうど3年前に行っている。 それに、2ヶ月後の6月6日(日)には、からつ労山の月例山行で…

映画『花のあと』 …北川景子の所作と殺陣、藤村志保の語り、月山の美に酔う…

私は藤沢周平の時代小説が好きで、これまでよく読んできた。 まだ読んでいない作品もあるが、これは、あえて読まないでいる。 老後の楽しみなのだ。 藤沢周平の小説には、書きとばしたものや手を抜いたものはひとつもない。 だから、再読、再々読にも耐える…