一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

2018-01-01から1年間の記事一覧

2018年・極私的回顧  ……こうして私は「七十七日の王」となった……

ここ7~8年の私の山行日数は、 2011年は70日、 2012年は69日、 2013年は70日、 2014年は71日、 2015年は69日、 2016年は74日、 2017年は72日、 と、推移しており、 そして、今年、 2018年は77日、 であった。 昨年より5日増えているのは、 一昨年あたりから…

映画『メアリーの総て』 ……メアリーを演じたエル・ファニングに魅了される……

ブログ「一日の王」を愛読して下さっている方には、 なぜ私が映画『メアリーの総て』を見に行ったのかが、 すぐに判ったことだろう。 そう、私の大好きなエル・ファニングの主演作だからだ。 12月15日に公開された作品であるが、 いつもの如く、佐賀県での上…

最近、驚いたこと③…日本音楽コンクール・バイオリン部門第1位の荒井里桜さん…

今年(2018年)の12月1日(土)15:00~16:00、 「響け、私のバイオリン。~第87回 日本音楽コンクール~」(NHK Eテレ) という番組が放送された。 日本音楽コンクールは、 日本における最も伝統ある音楽コンクールで、若手音楽家の登竜門として知られる。 …

天山 ……2018年の登り納めは、ホームマウンテンで……

※文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 12月26日(水) 年末は、いろいろと忙しい。 公休日のこの日は、 午前中に用事を済ませ、 午後から天山に向かった。 たぶん、今年(2018年)の登り納め…

松原惇子『母の老い方観察記録』 ……元気で老いるための7か条……

※文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 今年(2018年)の1月から始めた「逢いたい人に逢いに行く」という特別企画。 その第1回目を、 私は次のように書き出している。(全文はコチラから) 先…

映画『アリー/ スター誕生』 ……今すぐ映画館へ駆けつけてもらいたい傑作……

映画公開直後に、 ……今すぐ映画館に駆けつけてもらいたい感動作…… とサブタイトルをつけてこのブログで紹介した『ボヘミアン・ラプソディ』は、 (本文はコチラから) その後、大ヒットを記録し、 12月18日時点で、累計観客動員は403万9849人、 興行収入は55…

映画『春待つ僕ら』 ……土屋太鳳の真っ直ぐな気持ちが伝わってくる青春映画……

あなしん原作の同名人気コミックを、 土屋太鳳主演で実写映画化した青春ラブストーリーである。 所謂“キラキラ青春映画”なので、当初は見る予定はなかった。 ある日、用事で佐賀市内に出たとき、 空き時間ができたので、 〈映画でも見ようか……〉 と思ったの…

映画『くるみ割り人形と秘密の王国』 ……マッケンジー・フォイに逢いたくて……

今の私はもう、新しい知識の習得や人格の向上などなくても一向にかまわないのである。 とは、誰の言葉であったか…… この一文だけをメモして、誰の、何という本から書き写したのかが分らない。 60歳を過ぎた今の私の心境を言い当てており、 〈そうだよな~〉 …

映画『かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-』……女性運転士が凛々しい……

地方のローカル線を舞台に鉄道にまつわる人々の人生をつづった、 ヒューマンドラマである。 かつて、 『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』(中井貴一主演、2010年) 『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』(三浦友和主演、2011年) と、2年…

いますぐ「鬼ノ鼻山」へ ……縦走路を美しく彩るサザンカの真っ赤な花……

今日は、自宅から登山靴を履いて歩き出し、 鬼ノ鼻山へ登ろうと思う。 つまり、自宅の玄関が登山口なのだ。 住宅地を抜け、田園地帯へ入って行く。 ホトケノザ、 ナズナ、 菜の花、 スミレ、 セイヨウタンポポ、 シロバナタンポポなどが咲いており、 まるで…

映画『来る』……黒木華、小松菜奈のイメージを破壊する中島哲也監督の衝撃作……

『嫌われ松子の一生』『告白』『渇き。』などで有名な、 中島哲也監督の最新作である。 原作は、 「第22回日本ホラー大賞」で大賞に輝いた澤村伊智の小説『ぼぎわんが、来る』。 主要キャストは、 岡田准一、黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡の5人。 で…

金立山 ……東南尾根から登り、紅葉や、サザンカや、羊歯植物の群落を楽しむ……

12月5日(水) この日は、 8:50~10:45 映画『search/サーチ』鑑賞 11:30~14:30 金立山登山 15:10~17:05 映画『くるみ割り人形と秘密の王国』鑑賞 と、映画を2本鑑賞する合間に、 金立山登山をするという、過密スケジュール。(笑) イオンシネマ佐賀大和…

映画『search/サーチ』 ……全編、PC画面上で物語が展開する未体験の面白さ……

スピード感、アイデア、面白さ、そのすべてが『カメラを止めるな!』を超える。 『カメラを止めるな!』の次はコレだ! などと、著名人からのコメントが評判になっている作品である。 『カメラを止めるな!』は面白かったし、私も感心した映画であった。(コチラ…

天山 ……「冬が来る前に」、秋の花々に「さよならをするために」登ってきたよ……

12月2日(日) 12月に入り、 天山の秋の花も消えてしまった。 花を目当ての登山者はもう来ないだろうし、 日曜日でも静かな山歩きができるに違いない。 そう考えた私は、 「冬が来る前に」、 秋の花々に「さよならをするために」、 天山に登ることにした。 …

映画『教誨師』 ……大杉漣の初プロデュース作にして最後の主演作となった傑作……

昨年(2017年)4月、 有明海(海抜0メートル)から天山に登った。(コチラを参照) 七曲峠までは舗装道路を登ってきたので、少し膝が痛むようになった。 七曲峠の登山口に設置してあった竹の棒を1本借りて、 膝を庇いながらゆっくり登ることにした。 稜線に…

映画『体操しようよ』 ……木村文乃と和久井映見に逢いたくて……

60歳を過ぎると、 体のあちこちが痛くなってくる。 昔、老人たちが、 「体の節々が痛い」 「いつも体のどこかに痛みがある」 などと言うのを聞き、 〈そういうものか……〉 と漠然と考えていたが、 実際に自分が年老いてくると、 〈なるほど、こういうことだっ…

最近、驚いたこと② ……十朱幸代の自伝『愛し続ける私』を読んで驚いたこと……

60歳を過ぎると、 もう大抵のことには驚かなくなる。 それはある意味、哀しいことだ。 できれば、いつも驚くことのできる新鮮な心を持っていたい。 そんな私であるので、 驚くことはめったにないのだが、 たまに、少し驚くこともある。 先日は、「最近、驚い…

映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』 ……チュティモンに魅せられて……

「タイ映画史上歴代No.1の大ヒットを記録!」 「世界16の国と地域でサプライズ大ヒット!」 「アジアを席捲する話題のクライム・エンターテインメント」 「高校生版『オーシャンズ11』だ!」 「カンニング編『ミッション:インポッシブル』!」 等々、 映画『バッ…

御船山~武雄神社~桜山 ……市街地に近い低山で、極上の紅葉を楽しむ……

11月24日(土) 4年前(2014年)の11月下旬に九州オルレの武雄コースを歩いたとき、 その紅葉の美しさに驚いた。 ことに、ゴール近くの桜山の紅葉は見事の一言で、 いつの日かまた歩きたいと思っていた。 今日は、 桜山だけではやや物足りないので、 「御船…

聖岳(佐賀県杵島郡大町町) ……御来光と、“秘密の散歩道”の紅葉を楽しむ……

聖岳というと、 南アルプスで一番南部に位置する3000m級の山を思い浮かべる人がほとんどだと思うが、 私にとっての聖岳は、家の近くにある標高416mの小さな山なのである。 今日は、昼間は用事があるので、近くの山に朝駆けしようと思った。 近くの山で御来光…

名取裕子・音語り「江戸艶姿四季写明鏡」 ……武雄市・円楽寺での朗読公演……

「逢いたい人に逢いに行く」という特別企画の第11弾は、 女優の名取裕子。 某月某日、 地元紙の片隅に、次のような告知が載った。 ◆名取裕子さんの音語り「円楽寺錦秋朗読公演」 (11月18日13、16時半、武雄市武内町の円楽寺)女優の名取裕子さんが、自ら書…

映画『ビブリア古書堂の事件手帖』 ……黒木華と夏帆に逢いたくて……

この映画を見たいと思った理由は、3つ。 ①黒木華と夏帆が出演していること。 ②監督が三島有紀子であること。 ③古本にまつわる謎解きであること。 黒木華は大好きな女優で、 このブログで初めて彼女のことを書いたのは、 『草原の椅子』(2013年2月23日公開)…

鬼ノ鼻山・西渓公園 ……すぐ近くの山で“花”と“展望”と“紅葉”を楽しむ……

今日は、久しぶりに、裏山である鬼ノ鼻山に登ろうと思う。 標高の高い山では、秋の花が終わりを迎え、ほとんど姿を消してしまった。 だが、標高の低い里山には、里の花が案外多く咲いている。 珍しい花はないが、花の少ない時期だからこそ、ありふれた花でも…

映画『ボヘミアン・ラプソディ』…今すぐ映画館に駆けつけてもらいたい感動作…

世界を魅了した伝説のバンド《クイーン》と、 1991年に45歳の若さでこの世を去ったカリスマ的ボーカリスト、フレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマである。 私は、《クイーン》のファンというほどではないが、 1970年代にイギリスから飛び出した4人組が…

作礼山・897ピーク ……中腹の紅葉はピークを迎えていたが、山頂付近は終盤……

11月10日(土) 久しぶりに土曜日に休みを取った。 午前中は家の用事をこなし、 午後から作礼山へ向かった。 作礼山の紅葉が見たかったからである。 途中、「環境芸術の森」の前を通ると、凄い人出だった。 外から見ても、「環境芸術の森」の紅葉は見事であ…

映画『覚悟はいいかそこの女子。』 ……只々、唐田えりかの美しさを楽しむ映画……

人気コミックを原作にしたキラキラ青春映画である。 普段、この手の映画はあまり見ないのであるが、 本作『覚悟はいいかそこの女子。』を見に行った理由はただひとつ。 唐田えりかが出演していたからである。 唐田えりかを、美しき映画女優としてはっきり認…

金立山 ……意外に紅葉が楽しめる“后ヶ浦ルート”と“東尾根ルート”……

11月7日(水) 午前中は佐賀市内に用事があったので、 午後から金立山へ登ることにした。 久しぶりに、 「后ヶ浦ルート」から登り、 登頂後は、 「東尾根ルート」へ下ろうと思う。 12:30 后ヶ浦ルートの登山口から登り始める。 このルートは、最初から急登の…

色づく天山 ……“私の散歩道”で、紅葉、黄葉、光葉、煌葉、虹葉を楽しむ……

11月4日(日) 九州北部の登山愛好家たちが“紅葉”で思い出すのは、 くじゅうや雲仙や英彦山などであろうが、 天山を思い浮かべる人はほとんどいないだろう。 実に残念なことだ。 いや、私にとっては、喜ばしいことなのかもしれない。 なぜなら、天山の“紅葉”…

映画『きみの鳥はうたえる』 ……演出を感じさせない三宅唱監督の傑作青春映画……

お子様向けの映画が多かった夏休みが開けた9月頃から、 大人向けの秀作、傑作が立て続けに公開されている。 こちらでは、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月遅れで公開されるので、 10月、11月は見たい映画が目白押し状態。 おまけに、佐賀では公開されない作品もあったり…

舞台『贋作 桜の森の満開の下』 ……深津絵里、天海祐希、門脇麦に逢いたくて……

「逢いたい人に逢いに行く」という特別企画も、10回目となった。 記念すべき第10弾は、 NODA・MAP 第22回公演『贋作 桜の森の満開の下』で、 好きな女優3人(深津絵里、天海祐希、門脇麦)に逢おうというもの。 『贋作 桜の森の満開の下』は、 野田秀樹が、 …