一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……七曲ルートでミヤマキリシマやヤマボウシの花を楽しむ……




5月25日(火)

〈もうそろそろ天山のミヤマキリシマが見頃になっているのではないか……〉
と思い、天山へ行くことにした。
ヤマキリシマを見るだけなら天川ルートや上宮ルートでもイイが、
七曲ルート上にあるヤマボウシの木にも逢いたいので、
今日は七曲ルートで登ることにした。

出発。


緑のトンネルの中をゆっくり歩いて行く。


足もとにはタツナミソウがたくさん咲いていた。


急坂を登りつめると、


尾根道へ出る。


標高の高い天山では、やっとナルコユリが咲き始めていた。


振り返ると、彦岳が……
この後ガスってきたので、見ることができたのはこの時だけであった。


七曲ルートで登ったときは、彦岳を背景にしてこの枯れ木をよく撮影するのだが、
彦岳はまったく見えず。


急坂が続く。


残り少なくなったバイカイカリソウをパチリ。


ヤマツツジが見えてきた。


鮮やかな赤色のヤマツツジ


ふと、目を上げると、
そこには、岩に鎮座する大株のミヤマキリシマがあった。


いいね~


目的のヤマボウシに木に到着。


逢えて嬉しい。


いつもなら、バックに佐賀平野や、


彦岳が見えるのだが、
今日はガスっていてまったく見えず。
残念。


ノイバラや、


バイカイカリソウを見ながら高度を上げていく。


と、稜線に出た。


すると、ヤマキリシマが俄然多くなってきた。




背振山系の山々を背景にパチリ。






いつもの場所で、


こんな風景を見ながら珈琲タイム。


本日の「天山壁」。


休憩後、ミヤマキリシマを見ながら山頂へ向かって歩いて行く。


この広大な稜線にポツリポツリと咲くミヤマキリシマ。


それが、天山のミヤマキリシマの魅力なのだ。


近くにこんな別天地があるなんて、
私は何て幸福者なのだろう!


ヤマキリシマとヤマツツジとのコラボ。


この辺りが、一番、ミヤマキリシマの密度がある。




食虫植物のモウセンゴケを見て目を休め、(笑)


再び、ミヤマキリシマを観賞。


楽しくて仕方がない。




天山、最高!




もうすぐ山頂。


天山山頂に到着。


展望はイマイチなので、


ちょっと寄り道して、あの花の群生地へ行ってみる。


もうほとんどがサ○の尾になっていたが、


なんと、まだ花があった。


天山のこの花は、なんと花期が長いのだろう。


下山開始。
またミヤマキリシマを楽しみながら下って行く。


同じ道でも、往路とは見る方向が違うこともあって、
飽きることはない。




ヤマボウシの木の所までやって来ると、
ややガスが切れていて、
往路のときよりも素敵な風景になっていた。




岩に鎮座するミヤマキリシマも輝きを増している。


背景が見えてきたので、枯れ木も映える。


太陽の光が強くなり、
緑のトンネルの中も、木漏れ日が美しかった。


今日も「一日の王」になれました~