一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山の春を探して2025 …ツクシショウジョウバカマやマンサクの花を楽しむ…




2025年3月26日(水)

一昨日(3月24日)に八幡岳に「春を探しに」行ったので、
今日は天山へ「春を探しに」行くことにした。
今年は春の訪れが遅いので、さすがに山頂にはまだ春の花は咲いていないだろう。
そう考えて“私の山歩道”を歩こうと思ったが、
山頂だけは踏んでおこうと思い直し、天川登山口へ。
登山口駐車場に着くと、
どこかの保育園か幼稚園の園児が登山準備中であった。


園児に先に行かれてしまうと、追い抜くのが大変なので、
そそくさと準備を済ませ、先に出発。


登山口から歩いてすぐの所に、


フキノトウが顔を出していた。


天川ルートでもフキノトウを見ることができるようになって、
春が近づいてきたのを感じる。


あめ山分岐を通過。


いつもの場所でパチリ。


ゆっくり登って行く。


ヤシャブシの“冬芽”越しに展望を楽しむ。




もうすぐ山頂。


天山山頂に到着。


山頂には、上宮ルートから登ってきた(先程とは別の)保育園か幼稚園の園児がいた。


今日は登頂が目的ではないので、
すぐに“私の山歩道”へ。


まずはマンサクの花を見に行く。
3月9日に開花は確認していたが、
もう満開と言っていいほどに咲いていた。


嬉しい。




天山のマンサクは格別だ。




あちこちにあった「さるのこしかけ」を見ながら、




オオキツネノカミソリの第一群生地へ。






今年になって初めて来たが、葉がもうかなり伸びていた。




数年かけて整備してきたので、順調に育っているようだ。


いいね~


私だけの桃源郷だ。


近くにはツクシショウジョウバカマの群生地もあり、


もう開花していた。


このくらい開いているのもカワイイ。


陽が差すと、一段と輝く。




楽しくて仕方がない。


オオキツネノカミソリの群生地の近くで、
シュンランの株を5~6株見つけた。


もう少し丁寧に探せば、もっと見つかるかもしれない。
開花した頃にまた来てみよう。


フキノトウもたくさん顔を出していた。




最後に、サ〇ノオの群生地へ。
錆色で、水滴を纏っているので、よく判らないが、


確かにサ〇ノオの葉である。


まだ花は咲いていなかったが、


葉は広範囲に出現していた。
「また逢いに来るよ!」


里に下りると、桜が開花していた。


今日も「一日の王」になれました~